イノベーションを生み出す人の繋がりとは | イノベーション創出のヒント JMA GARAGE
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イノベーションを生み出す人の繋がりとは

イノベーションを生み出すために、どう行動すればいいのか?

急にクリエイティブにはなれない。
新規事業の成功率は5%??
どうすればいいのだろうか。

新規事業やオープンイノベーションを担当しているビジネスパーソンに多い悩みなのではないかと思います。

イノベーション先進企業では、イノベーション創出の仕組みについてどのように考えらているのでしょうか。例えばグーグルでは次の5つの要素が新しいアイデアを生み出すために必要と考えているそうです。

① ビジョン共有 – 組織の方向性を誰もが認識できるようにする。
② 自主性 – 可能な限り従業員自身が仕事を定義できるようにする。
③ 内発的動機付け – 学習意欲の高い、知識欲旺盛な人材を雇う。
④ リスクテイク – 従業員が心理的安全性を感じられ、リスクを恐れずに新しいアイデアを試せるようにする。
⑤ つながりとコラボレーション – 従業員が仲間を見つけやすく、協業しやすい環境をつくる。

今回は上記の5つのポイントから「人の繋がり」について考えてみたいと思います。

ちなみに皆さんは「ダンバー数」をご存知でしょうか?
人が交流できる知人の人数は最大で150名程度と言われているという法則です。

大きく下図の4階層からなりたっているといわれています。

 

第0階層:3~5人
(危険な時に駆けつける、助けを乞う、秘密を打ち明けれるとても親密な友達)
第1階層:12~15人
(月に1回程度会うような親密な友達。「シンパシーグループ」と呼ばれる)
第2階層:45~50人
(距離のある友達)
第3階層:150人
(友達の限界であるダンバー数)

ここで、ダイバーシティとイノベーションの相関について見てみましょう。

多様性を含む企業とそうでない企業の比較をマッキンゼーが調査した資料によると、多様性を含む企業の業績がより高くなる事が分かっています。

例えば女性比率の高い上位25%の企業は、低い25%の企業と比較して、企業業績が業界平均を超える確率に7%の差があり、文化的な多様性を含む上位25%と下位25の企業では、企業業績が業界平均を超える確率に15%の差が出てくるそうです。

Gender Diversity:女性比率と業績の関係
Ethic Diversity:文化的多様性と業績の関係

共にDiversity上位25%と下位25%の企業を比較している

(McKinsey & Company, Diversity Matters, 2015)

これを個人レベルの活動に落とし込むとダンバー数150名の中で多様性を持った環境を自ら構築する事がとても重要なのではないかと思います。

さらのもう一つ1973年に米国の社会学者マーク・S・グラノヴェター(Mark S. Granovetter)の『strength of weak ties』をご存知でしょうか。

これは価値ある情報の伝達やイノベーションの伝播においては、強い繋がりよりも弱い社会的な繋がりから持たされる可能性が高いというものです。

ここでの強い繋がりとは家族や会社のチームメンバーのようなお互いに共有の知り合いが存在しているもの、弱いつながりとは、自分たち以外に、ほとんど共通の知り合いがいないものです。

ダンパー数、ダイバシティーの有効性、弱い繋がりの可能性の3点を総合すると、イノベーションを起こすために、まず個人でできる事は、より多くの、そして多様な人との接触機会をつくる事にあるように思います。

いずれ点が線になり、形が出来上がってくるのではないでしょうか。
故スティーブジョブスのConnecting The Dotsを思い出しますね。

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